ほい。
おはようございます。
タクさんです。
手当てっていう言葉があるじゃないですか。
手を当てる。
ということですが、
この言葉がいろんな意味で使われていますよね。
一つはまさに、治療。ヒーリングといういみでの手当て。
そして、お金をもらうこと。お給料や諸費用のこと。
これも手当てって言いますよねー。
例えば出張手当とか、残業手当みたいな感じですね。
また、準備をしておくという意味でも手当てという言葉を使ったりします。
ちょっと資材を手当てしておく。資金を手当てする。
といった使い方をしますねー。
手を当てるがこれほどいろんな意味で使われているって面白いですねー。
きっと僕らは、昔から手を当てるということに何かしらの大きな意味を感じていたのかもしれませんね。
また僕らは、お腹が痛い時はお腹に手を当てますし、
頭が痛い時は頭に手を当てます。
ペチンとほっぺを叩かれたら、ほっぺに手を当てます。
そうすることで、痛みは実際に緩和されるんですね。
実際に手を当てるというのは癒やしや治療になるんです。
また手で 触れているもの。
これと自分って感覚的に同化していたりもするんですよねー。
僕らは手で触れる感触を、自分の皮膚と同じもののように感じているんです。
手で触れているものと自分を同化させそれを自分に取り込んでいるんです。
その証拠に、嫌だと思っているものは触れるのもはばかれますもんねー。
潔癖になってくるとハンカチを通してつり革を握ったりね。
これは手で触るものと自分という観念的なもの。
これらを一体として感じるために起こる感覚なんです。
思考では、手で持っているものと自分自身は別のものだと思っているのに、
感覚的には同じだと感じているんです。
これちょっと面白いですよね。
全ては一体であるということを感覚では実はすでに知っていて、
しかもそのようにすでに感じているんです。
ただ、自分と自分以外という分離の思いがある場合、
この一体化に抵抗したりするわけなんですねー。
この抵抗は危機反応となり、この危機を分析するのにストーリーが紡がれ、
今度はこのストーリーがさらなる危機を探し当て、さらに危機反応を促す。
なんてことを繰り返しちゃうわけなんです。
僕らは、やだなーとかつらいなぁーって感じている時に、
どんな反応が起きているのか?というと、
体のどこかにちょっとだけ力が入っているんです。
なので、ここでね。
手を当ててあげたらいいんです。
ちょっと力が入っている部分。ここに手を当てて落ち着いてみるんです。
これが、思考のストーリーにすぐに乗っからないコツなんです。
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