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非二元、ノンデュアリティ、悟りからの目覚め。

情けは人の為ならずの意味

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はーい。
おはようございます。

タクさんです。
皆さま、ご機嫌いかがでしょうか??

「情けは人の為ならず。」

という言葉がありますよねー。
これね。

人に情けをかけると、甘えちゃうのでその人のためにならないぜ!
という意味ではありません。

辞書では以下のように説明されています。

「日本国語大辞典 第2版」(平成12~14年 小学館)

情けは人(ひと)の為(ため)ならず

情をかけておけば,それがめぐりめぐってまた自分にもよい報いが来る。人に親切にしておけば必ずよい報いがある。
補注:情をかけることは,かえってその人のためにならないと解するのは誤り。

 人に優しくしていれば、巡り巡って、必ず良い報いがきますよ〜。
という意味なんですね〜。

この言葉については語源や出典ははっきりとしていないんだそうです。

この言葉の類語には、「因果応報」があるとされています。
「因果応報」は仏教用語ですね。

お釈迦さんも、
親切という善行を実践する人は、幸せになれますよー。
って説かれています。

ですが、
私が!とか、何を!とか、誰に!
ということを掴み取っていると、幸せになれませんよー。
とも説かれているんです。

え〜。
でも恩を仇で返すっていう言葉もあるじゃ無いですか〜。
ってねー。
思われますよね。

今日は、その辺のことについて書いてみます。

 

ぼくね。
この「情けは人の為ならず」という言葉のね。
本来の意味は、
情けは巡り巡って自分に返ってくるよ。
というのでもなく、
実は、もっとダイレクトに自分自身のためなんだよ。
という意味だと思っているんです。

巡ってくるんじゃなく、情けは自分のためですよ。
ってね。
もっと素直に言葉のまま受け取って良いんじゃ無いの?
ダイレクトにそのまんまの意味で表現された言葉なんじゃ無いの?
って思ってるんですよ。

だって、巡り巡って返ってくるんだったら、そう言うでしょ。
「情けは巡り巡って返ってくる!」
ってねー。そういう言葉になってるはずですもんねぇ。

そうなってないんだから、わざわざ巡り巡って返ってくると言う意味を付け加え流ことはないんじゃ無いの?
って思ってるんですよねー。

だからもっと素直に言葉通りの意味なんだと思ってるんですよね。

これは情けに限ったものではありません。
感謝にしたってそうです。

感謝も誰かに捧げるものであると同時に、自分を満たすものでもある。

って思うんですよね。

さて、
あなたはあなたの中には何人の人がいるでしょうか?
憎いあんちくしょうや可愛いあの子、
こないだのコンビニの店員さんに、近所のおばさん。

これらの人たちを、あなたは私の外側の人たち。
と思っているかもしれません。

でも、実は、これらの人は、ぜーんぶあなたの中にいるんです。

あなたがみる世界もみる人も、すべて、あなたの中で作られないとみることはできません。

僕らは目で何かを見るときは、
光を取り入れてその光を変換し、自分の中で風景を作り、風景の一つ一つにレッテルが貼られたものを、
みています。
実際に見ているのは、光でしかありませんが、その光を風景に変えているんです。

音にしたって、
空気の振動を感じ取って、自分の中でメロディーをつけているんです。

同様に、
あの人もこの人も、あんなこともこんなことも、あなたの中の観念で色付けられて初めて僕らはそれを見るんです。

これが投影の仕組みです。

「自身の中身が世界に投影されている。」
投影についてはこういう表現がされていますが、

これは言い換えると、すべてはあなたの中で作られることによって、
見ることができている、とも言えるわけです。

あなたの中にいるたくさんの人は、あなた自身の観念を通して判断された人たちなんです。

そして、僕らの中にいる、自分とその他大勢の人たち。
これらは、ぜーんぶ自分なんですよね。

自分の解釈で作られ、その思いもまた自分の中にありますからねぇ。

だから、これらみんなに情け深くあってあげると言うことは、
すなわち、自分に情けをかけてあげているということと一緒なんです。

誰かに優しくしてあげることも、あなたがあなたに優しくしてあげていると言うのと同じなんです。

もちろん、自分を犠牲にして人に情けをかけると言うことではありません。
自分の中にいる自分も他人も、同じく自分の中にいる人たちですからねー。

どちらも偏ることもなく、情けをかけ光を当ててあげたら良いんです。

それがいわゆる「鏡の法則」「投影」の仕組みです。

自分で自分に鞭を打つのをやめてあげるというのは、
自分を褒めてあげるのと同じように、自分の中にいる世界や人たちにも光を当ててあげると言うことなんです。

 

 

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