おっはようございます。
タクさんです。
僕、小さい時は怖がりでねー。
ま、今も怖がりなんですが、
高いところから下を見るとヒュッってなりますしねー。
そういえば、タワーマンションの高層階なんかに住む子供って、
高いところを怖がらなくなる。
なんて話を聞いた事があります。
なので、高いところからピョーンと飛んで大怪我をする子供が結構いるんだとか。
それ、ちょっとヤバいですよねー。
僕なんか、どんくさいので
子供の頃、
ちょっとした段差から、
「トォー！」
とかカッコつけて仮面ライダーのようにビシッと決めようとした結果、
足がくねってなって怪我をしたおかげで、高いところには近づかない子供になりました。
うん。小さい怪我をしておいてよかった。
まあ、よく非二元な話でも恐怖の克服といったテーマについての話があったりするわけなんですけどねー。
恐怖が観念を生み、観念が自分を縛り付けちゃう。
みたいなね。
なので、この恐怖を一掃してしまいましょう！
みたいなねー。そういう論法になりがちだったりするんですが、
これって、恐怖をなくすっていう話ではないですからねー。
なんか、目覚めたら恐怖が一切無くなるのか？
とか、そんなことはありませんので。
もしそうなったら、やばいですよね。
赤信号でも、構わず歩いていって車にはねられちゃいますのでねー。
ほなら、どういう話なん？
って言いますと、
恐怖をちゃーんと等身大の恐怖として扱ってあげるっていうことなんです。
恐怖ってね。
恐ろしい！怖い！って書くから、なんかあってはいけない怖いもの！
って感じがしますか、
実際の恐怖って、信号のようなものなんですよね。
防衛本能が出す信号のようなもんです。
で、その信号を分析しようとすると、そこでいろんな観念が出てくるんです。
この観念っていうのは今までの記憶。
体験したことや聞いたことから構成される場合が多いです。
構成された観念の中にはもう無意味になってる観念も結構多かったりするんですよね。
子供の頃ちっちゃい段差から飛んで怪我したから、段差は危ない！
っていう観念が大人になってもまだ残っているのだとしたら、それはもう無意味ですよね。
んな段差では怪我しませんし。
ほかにも色々と根拠のない恐怖もあったりするわけです。
人から聞いた話とか、世間の常識から来たものとかね。
根拠あらへんがな！とか、
いまはどうしようもないがな！
みたいな恐怖には、それほど相手にする意味ってないんですよね。
恐怖は信号のようなもの。
メール着信のお知らせ。
みたいなものなんです。
あってはいけないものじゃなく、
過剰に反応するようなものでもないんです。
ホントにうわっ！って怖い時は全力で逃げようとしてくれますので、
それはそれで役立ってくれますが、
別に恐怖の言うことに常に絶対に従わなきゃならないわけじゃなく、
一切を締め出してしまわなければならないものでもないんですよね。
恐怖ちゃんも、本来は自身を守ろうとしてくれてる健気な存在なので、可愛いやつなんです。
つまり恐怖ってっていうのは、
信号であり、
着信を知らせる着信音のようなものだということですのでね。
そう扱ってあげればいいんです。
うわぁ〜着信音イヤだわぁー。絶対にならないようにしたいわぁーってね。
んなもん必要以上に怖がる必要はありませんもんね。
うるさかったら、ほっといたらいいわけですし。
それが、恐怖を等身大の恐怖として扱ってあげると言うことなんですねー。
何をおいても、まずは恐怖に対応しなきゃ！
ってなると、色々と湧き上がる観念に支配されちゃうんです。
でもそれは、単なる着信を知らせるチャイムみたいなもんですので、
まずは自身のワクワクを優先させた上で、気楽にチェックすれば良いわけです。
緊急のものはもう勝手に対応してくれます。
石が飛んで来たらとっさに身を守ってくれます。
その辺は便利にできとるので、任せて安心なんです。
なので恐怖に縛られなくても大丈夫なんです。
対応しなきゃっ！
絶対に対応し続けなきゃっ！
っていう思いが、脅迫的な観念となり、染み付いて行ったりするんです。
でも、対応しなきゃいけない！
恐怖は常に取り去らなきゃいけないっていう思いが、
実は結構どうでも良いことだったりするんだー。
ってことなんですよね。
恐怖が起きたとしても、
ふわぁ〜。起こっとるわぁー。
今日も頑張っとるなぁー。
くらいで、それ以上相手にする材料も無いしなぁー。
ってことなんです。
ま、そうは言っても僕だって緊張するときは、
緊張しっぱなしになるんですけどねん。
まあ、それならそれで良いんですやん。
ってことなんですよねー。
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