VR:ヴァーチャルリアリティが流行ってきてますねー。
僕もVRが体験できるゴーグルをつかってゲームとかしてみたんですけど、なんていうか酔っちゃいました。
あのゴーグルつけて、うわぁ!とか、おお!って奇声を上げてる様子ってねー。
傍から見てると結構マヌケですよね。
だって、なんもない空間で手探りとかしちゃってねぇ。
そうそう、あのヘッドマウントディスプレイってやつは、10年以上前くらいにも製品化されてたのがあったんですよね。
3Dにはなってなかったと思いますが、、、。
たしか今から15年~20年くらい前かなー。
僕がまだ京都の3人くらいしかいない小さなデザイン会社で働いてた時なんですがね。
何日も徹夜を繰り返しながらも仕事が忙しすぎて、眠気とお客さんの罵声でフラフラになってた時、どうしても社長に確認しなきゃいけないことがあったんです。
社長は仕事フロアとは別のフロアに自分専用フロアを作っておりまして、そこにお伺いするわけなんですがねー。
コンコンってノックして部屋に入ると、社長があのゴーグルをつけて手をフワフワさせとったんですよ。
このハイテクな感じの社長室を目の当たりにしたときにはねー、
なんていうか、あまりにもカンヅメで仕事をしてたせいで、自分の家のガスと電気が止められちゃってるという情けなさと、社長室のハイテクな感じの対比。
そして、罵声を浴び続けて小さくなった自分と、でかいゴーグルをつけながら手をフワフワさせとる優雅でハイテクでマヌケな社長の姿。
その時、僕はゾワゾワと湧き上がる初めての感情を味わったんです。
うん多分、あれが殺意だったんだとおもう。。
はい。
おはようございます。
タクさんです。
まあ、殺意っていうのはウソですが、ホンマに後ろから後頭部をペチコーンッって叩いてやりたくはなりましたねー。
なんせ3~4人くらいの会社で、僕らは家にも帰れず、何日もカンヅメで働いておりましたからねー。
社長よ!お前も遊んどらんとちょっとは手伝わんかいっ!って感じでね。
ま、そんな話は良いとして、思考の仕組みについて今日は書いてみたいと思うんですけどね。
この思考というのが、そのまま仮想現実を作り出す仕組みそのものなんですよね。
人はこの仮想現実を作り出し、この仮想の幻想を共同の幻想とすることが出来る。という能力を持っているんです。
その能力がサルなんかよりもはるかに優れているんですよね。
ぼくが、オママゴトのようなもんやでー。ってね。
このブログでも書いてたりするのが、この共同の幻想のことなんです。
この能力のおかげで人は発展できたともいえますし、同時にこの能力のせいで真実や幸せを見失っちゃったりもしているというわけなんです。
でも思考はねー。どこまでいっても思考ですので。
あくまでも生じているイメージであってね。
思考とあなたとは関係ないんです。
別物であって、思考は誰のものでもないんです。
思考が自分のモノだと思ってると、
「あらヤダ!こんないやらしいことを考えちゃうなんて、、、ワタシってばハレンチ!」
って悩んじゃったり、
「みんなこうすべき!って言ってるのに、私はそうは思わない」
って悩んだりするわけです。
逆に、あんなことを思うなんて、あいつはひどい奴だ!って仮想の敵を作っちゃったりね。
まあ、これらもまたぜーんぶ思考ですので、
それもまた自分とは関係なかったりするわけなんですけどねー。
その思考が望む方向と、現実だと思っていることがぶつかるときに抵抗が生じて
苦を生じたり、あらゆる思考がぶつかった時に起こる葛藤が苦を生じたりするわけですが、
ここで生じる苦というのは、思考をコントロールしなければいけないという信念を持っているから生じてる場合もあったりするわけなんですよね。
思考によるストーリーは幻想であり、その幻想が共同幻想となるから、
なんていうか、
「あの人も言うてはる!」
「みんなそう言ってはる!」
といったパーツが加わることにより、よりリアリティー感を持つわけです。
するとそのストーリーの中から出るのがタブーであるかのように感じられ、
いつしかストーリーの中だけで生きることが当たり前っていう観念が定着しちゃうんですよね。リアリティも伴ってね。
そしてそのストーリーの範囲が狭まれば狭まるほど窮屈感を感じ、
自由を奪われたような気にもなったりするんですよねん。
真実とは、幻想じゃないということであり、
それはどこかにあるものじゃなく、単に幻想じゃ無けりゃ元々は真実なんです。
そして、至福とは、幻想の中にある不幸と幸福といった対比のなかにある条件付きの幸せじゃなく、つくられた幻想によって生じる「苦」が実は「苦」ではなかったことの見抜きなんです。
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