Life is like children playing house.

非二元、ノンデュアリティ、悟りからの目覚め。

恐怖の克服

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恐怖感ねー。
やなもんですよねー。

ま、この恐怖感っちゅうのがあらゆる苦の発生源になっとるんですよね。

恐怖ちゃんがおるから、
「わしゃ、どうしたらええんやろう。」とか、
「うまく行っとるんやろうか?」とか、
「これでいいのか??」

という悩みも出てくるわけでしてね。

もちろんこの恐怖も自分という分離の観念から出てくる物語でして、
どのような物語が出てきていようが、単にそれが物語として起こっておるだけで、
行為者であるように見える自分もいなけりゃ、その恐怖も幻想のようなイメージにすぎないわけなんですけどね。

実際のところ恐怖もそういう風に起こっとるだけで、実際に殴りかかってくるわけでもなく、思ってるような怖いものでも悪いものでも無いんですけどね。

やっぱ、必要以上に怖いと思っちゃったりするんですよね。

ぐるぐると行ったり来たりしちゃうように感じちゃう人は、
恐怖をなだめては、また恐怖ちゃんがぴょこんと出てきて、
またなだめては、また出てきて、、、。
ああ、もう恐怖自体をどうにか抑え込めれへんもんやろか?
と色々と恐怖ちゃんとの付き合い方を調べてみたり、
でもまたやっぱり出てきて、、、

と、恐怖さんの克服方法の探求を繰り返してる方もおられるかもしれません。

ここで発生するパラドックスとしては、
この原因である恐怖の克服を非二元の理解で解決しよう!
と言ったような考え方だったりするんですよねー。

 

どういうことかと言いますと、
やっぱり原因は恐怖感にあると思っちゃうやないですか。
せやから恐怖感を克服できたら万事オッケーになるんちゃうんか?
って思うわけですよねー。
こういう探求も原因と結果があるといったようなコンセプトから生じとるわけなんですけどね。

いわゆる非二元とか目覚めの話っていうのはね。
恐怖感を克服するとかしないとか以前に、原因と結果という考え方も単なるコンセプトでっせ!
結果というラベルに対して、後付けで原因という物語を作り出しとるだけですやん!
っていう話ですのでね。

なんていうか、恐怖を克服しなきゃならん!っていう話ではないんですよね〜。

恐怖という事が起こってるならそれでええですやん!
可愛いですやん!
っていう話やったりしますのでね。

そもそも、恐怖は克服する必要すらないんです。
単に起こっとるだけですのでね。

とは言っても、やっぱり恐怖感は嫌やしぃーって方は、
この恐怖ちゃんのことをもうちょっとわかってあげると、
それほど怖がる必要はない事がちょっとわかってくるかもしれません。

そもそもこの恐怖ちゃんは、観念である自分の終わりを怖がっておるわけです。
でね。
この自分ってなんなんや?と言いますと、ありとあらゆるものが自分なんです。
身体はもちろん、自分を形成する信条、考え方、肩書き、ファミリー、持ち物、地位、、、etc...。

いろんな自分を時と場合によって使い分けてるくせに、自分は1つしかないように感じてたりするんですよね。

そんなありとあらゆる自分が損なわれそうになることを恐れています。
ちょっとでも損なわれると、その先には自分の終わり
すなわち「死」がある思っとるんです。

せやけど、その自分自体が、生命の後に出てきたものなんですよね。

だって、最初に自分がいて、その自分に生命が宿ったわけやないですからね。

赤ちゃんの頃やお腹の中にいた頃は自分という観念はまだなかったんです。
生命は連綿と続いていて、その中でいつしか「自分」という観念が「自分自身」や「原因と結果」というコンセプトや「時間」というコンセプトを作り上げとるわけですからねー。

この観念やコンセプトの中に命があるわけじゃないんですよね。

なので、思ってるほど恐怖ちゃんの言うことを聞かなくても良いわけです。
しかも、この恐怖ちゃんはかなりのお節介ですのでね。

なんていうか、大げさなんです。

歯を磨きなさーい!としつこく言ってくるオカンみたいな存在です。
歯ぐらいなら、すぐ磨けますが、

イヤイヤ、それは無理やろ、、、的な事も言ってきます。
「一生困らないようなお金を用意なっさーい!」
だとか、
「立派な人でいなさーい!」
だとか、
なに基準で立派とするんや?
というと、
「そりゃー、ありとあらゆる基準で!」
とか言い出す始末ですし、、、、。

無理やがな、、、的なやつはもう「知らんがな」でイイんですよねん。

死の恐怖に惑わされてる暇があったら、楽しく生きたったらええんですよね。

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