とあるジャングルの奥地。
そこには、ポッポッポ族という部族が住んでいる。
このポッポッポ族のなかで今一番熱いもの!
それが、
「穴」である。
各々が、直径1メートル。深さ1メートルほどの穴を掘り、
その穴の美しさ。
ダイナミックさ。
そして芸術性を競うのである。
「穴」とは奥深く、
穴道(あなどう)を極めしものだけが、
極めつけの穴を掘れるのだ。
「穴」とは大地との会話であり、
そして、
「穴」とは大地と人との溶け合う場でもあるのだ。
ここに、生ける伝説といわれる「穴」の名手。
アナホルデ・スゲーンヤデ
と言われる人物がいる。
彼が魂から紡ぎ出す「穴」は、まさに「穴」の領域を超えた
芸術性があり、部族の誇りなのだ。
彼は幼少の頃より、「穴」掘りを休んだことはなく。
穴を掘っていない僅かな時間も、
堀り素振りを繰り返し、
穴掘りの技術の研鑽に努めていたという。
彼がプロ穴掘り師になった後は、
あらゆる賞を総なめし、
優勝賞品であるチョコパイを獲得した数はなんと15個を超える。
この記録は誰も超えたことがない記録なのだ。
彼の穴の特徴は、掘った後に乾いた砂を
ふわーっとふりかけるというところにある。
彼いわく、
穴を掘ると底の方はちょっとジメジメしている。
乾いた砂をふわーっとふりかけることによって、
そのジメジメ差の違和感が、なんともうまく馴染み、
大地と穴との隔絶された壁が解き放たれる。
というわけだ。
かれのふわーっとした掘り方は、
アナホルデ掘りと言われている。
・・・
・・
・
ど、、、、どうしたんや???
何の話をしとるんや???
って思ったかた。
お騒がせしてスイマセン。
おはようございます。タクさんです。
なんていうか、価値観の話をしようかな〜っておもったら、
こんなわけわからん物語が思いついちゃいました。
もちろんフィクションなわけですけどねー。
いやね。
価値観っていうのは、その価値を価値とみなしている集団。
その集団の中だけであるとみなされてるってだけのことですのでね。
これってお金でも地位でも同じようなもので、
それが通用する範囲内でだけ、その価値があるとされているわけですね。
その範囲外の人からすると、知らんがな!
って話なんです。
正直、「穴掘り」の話なんて僕らからしたらどうでもいいことじゃないですか。
そりゃ子供の頃から鍛錬を繰り返してるとか、そういうのはスゴイんでしょうけどね。
つまり価値って実はあまり意味がないっていうかねー。
元々全てに意味なんて無いわけなんですけど、
その中で意味があると見なしているわけですね。
それが物語となるわけなんですが、
そういったなかで、
例えば、お金という価値観グループの中では、お金持ちがスゴイってことになりますし、
悟りには価値があるというグループの中では、
ラマナさんとかが偉い聖者!とみなされるわけです。
なーんにも知らない、
どんな価値観も植え付けられていない無垢な子供からしたら、
どちらもただのおっちゃんなわけです。
この価値観そのものが幻想のようなもの。
おままごとのルールのようなものですのでね。
それを取り払った「それそのもの」の中では何かが特別にスゴイとか、
そういったことはなく、全ては等価値なんですね。
もちろん意味が無いからって「くだらない」ということじゃないんですよ。
そういうことじゃなくて、
言いたいことは、何かの価値観に必要以上のリアリティをくっつけて、
そのリアリティから必要のない罪悪感を抱いたり、不安をいだいたり、自分を価値がないモノとして扱っているのなら、
そんなことないですよん。
あなたは神そのものですよん。
っていうことを表現しているわけでしてねー。
それでいて、単に楽しみとして、その価値観の中で大いに遊べば良いわけです。
ま、そういうわけで、
冒頭のような「穴」の文化についても、
「穴」のことなんて知らんがな!って言う人には何の意味もないのと同様にね。
あらゆる価値も、本来は「知らんがな!んなこと」なんですよね。
なので、全ては等価値なんです。
そして、全てはかけがえのない全ての一片であり、同時に全てそのものなんです。
等価値であり、それでいて、かけがえのない光そのものなんですよね。
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