おはようございます。タクさんです。
今日は昨日の記事の続きです。
目の前の現実が幻想とか物語だって言われると、
どうしても、幻想じゃない真実が何処かにあるはず!
って思っちゃうじゃないですかー?
でも、そうやって真実を探すのが探求であって、
探求そのものが物語を作り出しておるわけであって、
それなら、どうすりゃいいねーん。
てなお話しの続きです。
まずね。
幻想とか物語ってね。
実体はないって事なんですけど、
じゃあ、実体がある別の何かがあるのか?
って言いますと、そんなのもないんですよね。
あえて言うと、全部がある。この全部が実体として在る。
みたいな感じなんですけど、よくわからんですよねぇ。
ここで、ネックになってるのは、
何かを理解しようとすると、何かをつかもうとしちゃう。
確定させようとしちゃう事なんです。
何かを確定させると、確定の範囲に収まらないものは誤り、
みたいになっちゃうわけなんですけどね。
分離がないっていうのを、理解しようとすると、どうしてもここの段階で分離が生まれてしまうわけですので、
この何かを確定させて積み重ねていって答えを割り出そうっていう方法だと答えに行き着かないんですよね。
この方法がもう自分自身に染み付いちゃってしまっているっていうのが、
ひとつのネックになってるんです。
何かを確定させて、
これが確定するからには、つまりあれはこうなる。
みたいに考えを積み重ねていくクセみたいなもんなんですね。
ネコとかはそういう風に理解を重ねて理論を作り上げるってな事をしてません。
人間はどうしても、このままでは来月の食費が足りない!
てなことを考え出して、ただ考えて対処するだけなら良いんですけど、
その考えで生み出された、暗いイメージに飲み込まれて、そのイメージが妙にリアル化されて、このイメージの中で苦しむ。
みたいなことをやったりするんですね。
多分、ネコさんは来月の餌の心配はしてないと思います。
で、冒頭の
目の前の現実は幻想とか物語みたいなものなんですー。
っていう言葉に戻りますが、
この言葉が指し示していることは、
すでにクセづけされて、無意識的に作り上げてる部分(現実とされている世界)(イメージで作られた世界)に対して言われているわけなんです。
だから、すでに作り上げられた分離の概念の上にさらに、
「物語や幻想があって、そうじゃない真理がある」ってな概念をさらに付け加えて、
その上で真理を突き止めよう!ってな事をしてみたとしても、
余計に概念が増えていくだけであって、離れていくだけなんですよね。
その事に対して「そうやって突き止めようとしてるのが探求のエネルギーなんですよん」
なんて言われてたりするわけなんです。
じゃあ、どうすればいいの?
ってな事になるわけですけど、
たまに「何もしないんです」って言われてたりしますけど、
何もしないからには、無意識に何をしてるのかを知らなきゃならないわけなんですね。
すでにどんな事が概念化されているのか?ってなことを確かめてみるんです。
じゃなきゃ、「何もしてない」つもりが、色々と何かやってる。
「何もしない」をやってる事になってしまったりするんです。
でね、起こる事が勝手に起こってるだけでそこに行為者はいないんです。
起こる時に起こり、起こらないことは起こってないだけです。
ってな表現についてなんですけど、
これは、宝くじ的な感じのことを意味しているわけじゃなくて、
これって、単なる「それ」の表現をあえて言葉にしてるだけなんです。
「それそのもの」をそのまま表現するとそういう事になります。
全ては愛だけ。起こる事が起こり、全ては起こっていて起こってない。
ってのも、ただ「それ」を表現しているだけです。
そして、「それ」が表現された言葉については、もうそれで以上なんです。
つまり、表現された言葉にいろんな意味を付与してみようとしても、
それは意味や概念の積み重ねになってしまうだけですので、結局さっき書いたように
「それ」から離れてしまうだけなんですね。
「言葉では表現できないんでスゥ〜」
っていうのは、
この意味や概念の付け加えの先に答えがあるわけじゃない。
っていう意味なんです。
なぜなら分離がないからなんですよね。
おいおいおい、、、じゃあどうやってアプローチすればいいんじゃい!
ってな話になってくるわけですけど、
あらゆるアプローチ方法は、結局、概念の積み重ねになってしまうっていう可能性もはらんでくるわけでしてね。
そうなると、アプローチする方法はありませーん。
って事にもなってくるわけなんですけど、
明日はこの辺についてちょっと書いて見たいと思います。
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