今日は、はやりの引き寄せの法則について書いてみたいと思います。
願ったことが引き寄せられる!っていう法則ですね。
ちょっとそもそも論になるのかもしれませんけど、
引き寄せたい何かがある時ってのは、
それがないと具合が悪い。っていう時ですよねぇ。
別にどうでもいいんだったら、引き寄せたいとも思わないですしね。
ということは、なにかしらの具合の悪いことがあるというわけです。
で、引き寄せの法則とは、それが手に入った状態になっておったら良い。
みたいなことが言われてたりするんですけど、
それって、具合の悪いことがないっていうことですよね。
具合が悪くないってのは、良い気分だということになります。
なので、良い気分になれれば良いんですけど、
もし、良い気分になったとしたらもう、引き寄せたい何かなんてのも
どうでも良いことになるんじゃなかろうか?
って思うんですよ。
ホントに良い気分になってたらね。
じゃあ、もしかしたら、欲しかった何かってのは、
ホントは関係なくて、良い気分になっていたい。
ってのが、ホントの望みやったんじゃなかろうか?
ってね。
思うわけです。
良い気分になってたら、もうそれで後は事が完璧に起こってくるというわけでね。
淡々と任せておったらそれで良い。
ってことになるんですよね。
じゃあ、良い気分になるにはどうしたらええねん。
ってことになるんですけど、
良い気分じゃないということは、何かが具合悪いわけですよね。
で、普通は、この具合悪い何かを消し去ればええんじゃなかろうか?
ってね。思ったりするんですよね。
あれがあれば消し去れるのではなかろうか?
これが叶えば消し去れるんじゃなかろうか?
みたいに思うわけです。
なので、引き寄せたいって思うわけですよね。
でも、引き寄せの法則では、もう叶ったように振る舞わなきゃならない。
っていう無理ゲーに突入するわけですね。
で、なんとかかんとかテクニックを使って、
具合が悪いことを忘れようとしたり、
ないものとして扱おうとしたりしたり、
なんとかかんとかしているうちに、
それで、上手く行ったり上手くいかなかったりするわけですね。
結局のところ、どう頑張ってみてもわからんのですよね。
どんな事が起こってくるかなんてことはね。
わかろうとすればするほど、謎が深まりますし、
深まれば深まるほど、なにかしら具合の悪いことになっていくんです。
そして、ホントの目的は良い気分でおりたいってのがホントのところなんです。
良い気分でおるにはどうしたらええんやー!
ってね。
思うかもしれませんけど、これって逆説的なんですけど、
別にええ気分でおらんでも良いんです。
今、良い気分じゃないとしたら、もうそれで完璧なんです。
それがいま必要があって起こってるわけなんです。
天気みたいなもんで、雨が降るんならそれで完璧やっていうのと同じでね。
だから、ええ気分にならんでも良いんやでー。
嫌な気分が起こってたら、起こしてあげといたら良いんです。
よー頑張ったなーって言ってね。
具合の悪い事も、それはそれで良いんやねー。
って見守っておいたら良いんですよね。
もちろん、ブラックな環境にはまり込んでるのを
そのままにして起きなさい。っていうわけじゃないんですけどね。
これは
置かれた場所で咲きなさい。
みたいな事を言ってるわけじゃないんです。
どこに行こうと自由ですので、どこにでも逃げて良いんです。
嫌だーと思ってても、めんどくさーって思っててもね、
なんかやってみようと思ってやる事もあるでしょうし、
嫌だー!って逃げる事もあるでしょうし、
その辺は淡々と任せておったら良いんですよね。
嫌な事も良い事も起こってくるでしょう。
それはそれで、起こしておいてあげて良いんやねー。
ってね。
そのままに見てあげると、事は起こっては消えていくのも見えてくるんです。
そうやって、良い気分じゃなくても別に良いんやねーって見てたら、
なんか良い気分になってきたりするんですよね。
起こってくる思考は色々とレッテルをつけて、良いとか悪いとかやってますけど、
どっちでも良いやーってね。
あんまり思考の判断に真実味を与えなくなってくるんですよね。
すると、元々は良い気分な感じしかないので、そこに戻ってくるんですよね。
誰かが戻るとかじゃなくて、もう「それ」しかなかった。
みたいな感じなんですけどね。
あ、でも、
どうしても、嫌な事が強すぎて、見てられないってのなら、
非二元とか引き寄せとかを使って、自分でなんとかしようと抱え込まず、
まずは専門家とかに相談した方がいいと思います。
こういう話ってのは、直接悩みを解決するってものじゃ無いですからね。