おはようございます。
タクさんです。
今日のブログのタイトルは、
メガトリってのを使ってみました。
バカ売れキャッチコピーを作成!プロ直伝のタイトルメーカー「メガトリ」
面白いですね。コレ。
たまに使ってみたろ。。。
さて、タイトルの通り、今日は「状態」のことについて書いてみようかな。
と思います。
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僕らって、どうしても何かしらの状態を手に入れようとしてしまうクセがあるんですよね。
ですが、状態を固定化して捕まえることってできないんですよね。
なぜなら、状態というのは常に変化するものだからです。
お腹が減ってはご飯を食べ、満腹になっては、眠たくなり。。。
といった感じでね。
変化するからこそ状態なんですね。
なので、ある一定の状態を求めたとしても、それを手に入れられることは無いんですよね。
「それ」でも「これ」でも悟りでも何でもいいですが、
「それ」の状態を求めていたとしても、「それ」を手に入れることはできません。
多少は手に入る可能性はあります。
それが、一瞥体験といわれるものなんですが、
それも状態である限りいずれは変化していきます。
ずーっとその状態を保つことは不可能です。
なので、何かしらの状態を求めるのって、
不可能なことをやろうとし続けることになっちゃうんですよね。
お金持ちになりたい!
と思っても、
一時的にはその状態になれるかもしれませんが、
それで完全に安泰とはならないので、
お金が減るのが怖くなってしまったり、
なんとかお金持ち状態を保とうと躍起になったり、
素敵なパートナーがほしい!
といった状態を願ったとしても、
一時的には上手くいってラブラブな時期を過ごせるかもしれませんが、
やはり、ときには喧嘩したりもあるわけです。
幸せになりたい!
平安でありたい!
これも状態に求めている限りは、
それを永続して持っておくことはできないんです。
何かの状態を求めている限り、ずーっと状態に振り回されることになるんです。
そして、僕が言っている「それ」とは、とある状態のことではないんです。
どんな状態であれ、状態は勝手に起こっては変化していきます。
この状態のコントロールに躍起になったとしてもその先にゴールはありません。
例えば、
一瞥体験が何らかのきっかけで起こったとして、
それをいつでもどこでも起こせるような方法論をマスターしようとしたり、
マスターできたとしても、
それは状態に振り回されているという事になります。
なので、常に状態が気になり落ち着くことが出来なくなるんです。
そして、人はこの状態に「ワタシ」という概念を付け加えて、
ワタシの状態と認識していたりします。
なので、この状態の重要度がとっても大きくなるんです。
状態はあなたではありません。
状態は、ただの状態さんです。
今日の状態さんはちょっと眠いみたいやなー。
とおもったら、
そのまんまにしておいてあげましょう。
今日の状態さんは機嫌が悪いみたいやなー。
と思ったとしても、
それは、もう状態さんのことやから、
機嫌が悪い日もあるやろー。てなことで暖かく見守っておいてあげたらいいんです。
状態さんは状態さんでうまくやってますので、コントロールしようとすると逆に苦労します。
有名な十牛図というのがあるじゃないですか。
あれでいうところの牛みたいなもんですかね。
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さて、この状態さん。
実は実在していません。
どんな状態であれ、
それは何かにレッテルづけされた幻想のようなもので、真実ではないんですよね。
この状態さんの真実を知ることが、見抜きです。
わし、今、腹が減ってるわぁー。
腹へってる状態やわー。
これのどこが幻想なのか?
と言いますとね。
わし、腹が減ってるわー。という認識には、
空腹感というものに、「わし」と「腹が減ってる」というレッテルが張ってあり、
空腹感という認識には、
名もない感覚に、「空腹感」というレッテルと「それに気づいている何か」が張ってあります。
レッテルを全部剥がすと、名もない感覚だけがあることになります。
名もない感覚がただ起こってるだけ。
となります。
雨が空から降ってくるのと同様に、
その名もない感覚は勝手に食べ物に見える何かを探し出し、
そのうち名もない感覚は、満腹感のように見える名もない感覚に変化するかもしれません。
そして、どのように変化したとしても、
そのうち、その名もない感覚は消えていくことでしょう。