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非二元、ノンデュアリティ、悟りからの目覚め。

引き寄せの法則の大原則

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あなたの引き寄せたいものや出来事を自由自在に引き寄せることができる。
といったふれこみの、引き寄せの法則ってなものがありますね。

もし、それが本当だったら、とっても魅力的に感じますよね?

ま、この引き寄せの法則ってのは、ネーミングの妙であって、
昔からある、思考は現実化するという教えと同じものなんですけどね。

自我ちゃんはコントロールするのが大好きなので、
引き寄せの法則といったほうがより興味がわくような気もします。

さて、今日はこの引き寄せの法則についての大原則を書こうかなと思います。

引き寄せの法則とは?

引き寄せの法則とは、どういった法則かと言いますと、
簡単に言っちゃうと、
あなたの心の状態が、現実として引き寄せられる。といったことで、
思考は現実化するというのと変わりありません。

で、そこで
あなたの願いがもう叶ったように振舞いましょう。
と教えられています。

これ、、、
法則!みたいな大袈裟なネーミングがされているので見落としやすいですが、よくよく考えると、めっちゃくちゃ当たり前のことを言ってるだけなんですよね。

なので、その法則を実行するぞ!と肩に力が入れば入るほど、あさっての方向に行ってしまうような気がします。

そういうことがあるので、みんな上手く行かずに、
「あれー?どうやったら上手くいくんだろう?」
てなことで、次から次へと探求を繰り返すことで、あらゆる引き寄せ本や引き寄せセミナーなんかが活況なのかもしれません。

願いがかなった状態とは?

さて、願いがかなったようにふるまうということは、
願いがかなった状態が分かってなきゃいけません。

願いが叶った時、欲しいものが手に入った時。
その状態とは、どういった状態なんでしょうか?

ここでやりがちなのは、
欲しいものとか願いが叶って、テンション上がって喜んでる!
みたいな状態を想像することです。

でも、本当に深層で起こっていることは、そうではないんです。

テンションは上がりながらも、
その奥では、ホッとしていてリラックスしている感覚があるんですよね。

では、なぜホッとしているのか?

それは、何かを願うという呪縛、何かを欲しいと思う欲求から解放されているからなんです。

つまり、欲しいものや願いが叶った時、どうなっているのか?というと、
願いや欲求が消えているんです。

そして、願いや欲求が消えてホッとした後、
しばらく経つとまた、何かしらの願いや欲求が出てくるんですよね。
それは、もう一回ホッとしたいからです(笑)。
また、欲求や願いがない状態というのは自我ちゃんにとっては非常に退屈なんです。

引き寄せの法則は当たり前?

さて、引き寄せという言葉からはどうしても時間差があるように感じてしまいます。
そこで、いつかは願いをかなえよう!と思ってしまいます。

これって、結局のところ、願いをかなえよう!としている現実が起こっているんですよね。

ホントのところは、思っていることと現実との間に距離はないんです。

感情や思い、感覚。それが、即、現実そのものなんです。


「引き寄せの法則」といったような何かしらの法則めいたものがあるようなことが有るようなもったいぶったネーミングがされていますが、
一言でいっちゃうと、
気分よくいたら、現実はもちろんのことながら気分良いよね。

ということです。

あとは、気分よくいるためには、どうすればいいのか?という様々な方法が並べ立てられているだけなんです。

たとえば、
紙に書いたり、願いを言葉にして連呼するとかいうのも、テンション上げるためのひとつの方法にすぎません。
テンション上げて、気分悪い気持ちを追い出そうという試みみたいなもんですね。

で、がんばって叶えよう!叶えよう!とすることは、
叶っていない現実を証明していることになるので、いつまでたっても「叶えよう!」が続くんです。

で、結局のところ、
願いや欲求がかなった状態というのは、その願いや欲求が無い時。
というところに行きつきます。

じゃ、そうするにはどうするのか?というと、
何かをしよう!という思いがそのまま欲求になっちゃうので、
結局自我ちゃんにはやれることはない。という事に行きつくんです。

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