Life is like children playing house.

非二元、ノンデュアリティ、悟りからの目覚め。

変わりたい衝動が抑えられません、 より良くなろうとするのはダメなんでしょうか?

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変わりたい衝動が抑えられません、
より良くなろうとするのはダメなんでしょうか?

それって、矛盾してませんか?

みたいな趣旨の質問をいただきました。
ありがとうございます。

さて、多分この質問は、この記事⇩を読んで出てきた質問なんだと思います。

takuteto.hatenablog.com

 

今日はその辺のことについて書いてみよっかなーと思います。

この記事は、

変われ変われと迫る押し付けに、
ねばならないの押し付けに

ほとほと嫌気がさしたと思っている人に向けて書いてみた記事です。

生きているだけでまるもうけ。
それだけでもう完璧なんですよね。

だから後はオマケとして好きにすりゃあ良いんです。

なので、
変わる衝動があるなら
そのことを変える必要なんてないんですね。

ま、実際に変化というのも自分の中の記憶と設定により判断された概念なんですけどね。

 

さて、

ねばならないと言うのは、典型的な自我ちゃんの癖です。
自我ちゃんは指針を求めます。そしてより良くを求めます。
これが欲です。
そしてその欲を手放そうとする衝動も欲なんです。

いいですか?欲が悪いという話ではありませんよ。
そして、あなたが欲を持ってるということでもないですからね。
欲は自我ちゃんの正当な本能です。
全ての生き物が持っているものです。

さて、続けます。

その自我ちゃんに同一化していると、自我が自分自身なんだと信じて疑いません。
また、自我ちゃんは、自身を正当化しようとしたりもします。
自我ちゃんは、存在価値を失うのを恐れます。
なので自我ちゃんの専売特許である変化を拒否されると何かと心が騒ぐんです。

良いとか悪いといった判断も自我ちゃんが作り出す物語作りの一つに過ぎません。
そして、あなたは自我ちゃんそのものではありません。

全ての存在しか有りません。
その中のかけらとして、自我ちゃんが起こっているんです。
かけらへの同一化エネルギーすなわち執着が消えた時、
同時にあなたという概念も無くなります。

でもこのメッセージは自我ちゃんには届かないし、害にしかなりません。
自我ちゃんの否定のように捉えられるからですね。
このメッセージは、ただダイレクトさをなんとか表現しているにすぎません。

ダイレクトとは、なんの判断も味付けもなく、そのまんまの当たり前のことです。

なのでメッセージに判断が加えられた瞬間ダイレクトさは失われます。
自我ちゃんは何でも判断し確定しなきゃ気が済みません。
また、起こっていて起こっていないといった表現も自我ちゃんはゆるせません!
「なんでだよっ!アホか!」となります。
自我ちゃんに矛盾は許せません。矛盾はタブーなんです。
だから矛盾は受け入れられないんです。
そして自我ちゃんがそれを受け入れる必要もありません。

また、自我ちゃんと自分(という概念)同一化していると、

「何矛盾したことゆーてるねん!アホか!」
自分が思っていると勘違いします。

さて、

あなたが自我ちゃんそのものじゃないことに気づく時は同一化がなくなる時なんですが、それは自我ちゃん、すなわち自分をどうにかしようとしてできることではありません。

自我ちゃんは自我ちゃんで生存本能として仕事をしているのです。
これはあらゆる自然現象と同じです。
なので自分の危機には対処しようと動くのです。
そこに何かしらの主体性があるわけではなく、磁石がくっつくのと同様にただ起きているんです。
そして主体性は後付けの思考の中で起こっています。

同一化が見破られるのは、同一化が剥がれる時なんですが、自我ちゃん自身が同一化を剥がすことはもちろん出来ません。
同一化していると自我ちゃん自身を自分だと信じて疑わないので、

じゃあどうすればいいんだ!
と考えるわけです。

でも、本来、あなたは自我ちゃんそのものではないので、
どうすればいいんだ!と思っているのは
あなたではなく自我ちゃんなんですよね。
ここでも自我ちゃんは生存本能に従ってより良くなろうとしているわけです。

なので、その衝動をどうにかしようとせず、変えようとぜず、寄り添えばいいんです。

なので、変えなくていいのは、
あなたの変わりたいという衝動の方なんです。

その衝動を観察するでもなく、

それを裁こうとせず

どういうことなんだ!と、わかろうとせずに

わからないの中に、そのまんまダイレクトに寄りそってみては?
と、オススメします。

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