Life is like children playing house.

非二元、ノンデュアリティ、悟りからの目覚め。

変わりたいけど変われない心理的ホメオスタシス02

f:id:takuteto:20210506232641j:plain

【はじめに】

ほい。
どうもおはようございます。
タクさんです。

今日は前回の話の続きって感じで進めていきますね。
前回の記事はこちらです。

takuteto.hatenablog.com

 

さてさて、
実は嘘なんだけど、まことしやかに信じられていること。
ってありますよねー。

そのひとつがいわゆる「茹でガエル実験」の話です。

これは何かと言いますと、
カエルを熱湯に入れたらびっくりしてすぐに飛び出してしまうが、
冷たい水に入れて、ゆっくりとその水を温めると、
居心地のいいぬるま湯にカエルは慣れ切ってしまい、熱湯になっても飛び出ようとせず、そのまま茹で上がってしまう。

っていう話です。

まー、この話、ウソなんですけどね。

実際は、熱湯にカエルを入れると、死んでしまいますが、水にカエルを入れて徐々に温度を上げていくと、熱湯になるまえに飛び出します。

言われてみれば当たり前ですよね。

ちなみに、カエルは変温動物なので、冷たい水に入っていると、体の活動を弱めてじっとしているかもしれませんけどねー。
温度が上がるにつれて、活発になっていくはずなので、お湯になる以前にきっと飛び出すでしょうねー。

カエルは、水の温度はもちろん、僕らには目で見てもわからないような、水質のちょっとした変化にもとても敏感なのです。

ただ、この茹でガエル実験は、僕らの心情をよく言い表しているという面では、
なるほどーなお話しかもしれません。

 

【僕らは危機を過大評価する】

まーぬるま湯につかってますとねー。居心地がいいもんですからね。
今はそれで安全なんですよね。
少なくとも今だけはね。

このぬるま湯から出てしまうと、
良くなるかもしれないけど、悪くなるかもしれない。
この辺は全くわからないものですからねー。

だから、なかなか出ることができないわけです。

仕事があってないし、嫌だー!って言ってる人もね、
はたから見たら、だったらやめれば良いじゃん。
って言えちゃいますけど、
自分ごととなるとなかなか難しかったりするのもそのせいですね。

しかも人は、良いことよりも、危機の方をかなり過大評価するんですよね。

例えば、
僕にジャンケンに勝ったら1万円あげるよー!
って言われたなら、すぐにでもジャンケンしよっ!ってなるんですが、

ジャンケンにかったら100万円あげるよ!
でも負けたら30万円頂戴ね!

って言われると、なかなかジャンケンしようっ!とはならなかったりするんですよね。

もし負けたら嫌だ!っていう思いが強いからなんです。

ふつーに考えたら、勝つ確率が半分とすると、絶対ジャンケンした方が得なんです。
だって、30万と100万だから、3倍以上ジャンケンをした方が確率論的には良いはずなんですが、なかなかそこに踏み切れない。
っていうのがね。

人の心理としてあるんです。

ここがねー、「変わりたいけど変われない」という悩みの原因の大きな理由になってたりするわけです。

【変われないという正当な理由を知る】

ま、「ここでどうすれば良いのか?」ということなんですが、
一番大事なのは、
まず、「人の心理というものは、変わるのを怖がるものなんだ。」
ということを知っておくのが一番大事なんです。

これは、どうしようもないことですからね。
怖がることを責めても仕方がありません。

「なぜ、ワシの目の上には眉毛なるものが生えているのか!!」
って自分を責めても仕方がないのと一緒でね。

そういうことになっているんです。
だから、怖いのはもうそれでオッケーなんですよね。

その上で、一つオススメのワークがあるとするなら、

まず、変わりたいと変われない。
この二つには、ちゃんと正当な理由があるはずなんですね。

変わりたい理由はすぐに見つかるかもしれません。
でも同じように変われない理由もあるはずなんです。
そして、そのどちらもが正当な理由なんです。

そのことを、自分で確かめてみること。

これが大事なんです。

じゃあ、具体的にどうやって自分で確かめてみるのか?
という方法については、すいません、
ちょっと長くなってきたので、明日書いてみたいと思います。

また明日、お会いしましょ〜!

▼僕のfacebookページはこちら。よかったら「いいね」してね!
コメントなどでつながりましょ〜!