【はじめに】
ほい。
どうもおはようございます。
タクさんです。
今日は前回の話の続きって感じで進めていきますね。
前回の記事はこちらです。
さてさて、
実は嘘なんだけど、まことしやかに信じられていること。
ってありますよねー。
そのひとつがいわゆる「茹でガエル実験」の話です。
これは何かと言いますと、
カエルを熱湯に入れたらびっくりしてすぐに飛び出してしまうが、
冷たい水に入れて、ゆっくりとその水を温めると、
居心地のいいぬるま湯にカエルは慣れ切ってしまい、熱湯になっても飛び出ようとせず、そのまま茹で上がってしまう。
っていう話です。
まー、この話、ウソなんですけどね。
実際は、熱湯にカエルを入れると、死んでしまいますが、水にカエルを入れて徐々に温度を上げていくと、熱湯になるまえに飛び出します。
言われてみれば当たり前ですよね。
ちなみに、カエルは変温動物なので、冷たい水に入っていると、体の活動を弱めてじっとしているかもしれませんけどねー。
温度が上がるにつれて、活発になっていくはずなので、お湯になる以前にきっと飛び出すでしょうねー。
カエルは、水の温度はもちろん、僕らには目で見てもわからないような、水質のちょっとした変化にもとても敏感なのです。
ただ、この茹でガエル実験は、僕らの心情をよく言い表しているという面では、
なるほどーなお話しかもしれません。
【僕らは危機を過大評価する】
まーぬるま湯につかってますとねー。居心地がいいもんですからね。
今はそれで安全なんですよね。
少なくとも今だけはね。
このぬるま湯から出てしまうと、
良くなるかもしれないけど、悪くなるかもしれない。
この辺は全くわからないものですからねー。
だから、なかなか出ることができないわけです。
仕事があってないし、嫌だー!って言ってる人もね、
はたから見たら、だったらやめれば良いじゃん。
って言えちゃいますけど、
自分ごととなるとなかなか難しかったりするのもそのせいですね。
しかも人は、良いことよりも、危機の方をかなり過大評価するんですよね。
例えば、
僕にジャンケンに勝ったら1万円あげるよー!
って言われたなら、すぐにでもジャンケンしよっ!ってなるんですが、
ジャンケンにかったら100万円あげるよ!
でも負けたら30万円頂戴ね!
って言われると、なかなかジャンケンしようっ!とはならなかったりするんですよね。
もし負けたら嫌だ!っていう思いが強いからなんです。
ふつーに考えたら、勝つ確率が半分とすると、絶対ジャンケンした方が得なんです。
だって、30万と100万だから、3倍以上ジャンケンをした方が確率論的には良いはずなんですが、なかなかそこに踏み切れない。
っていうのがね。
人の心理としてあるんです。
ここがねー、「変わりたいけど変われない」という悩みの原因の大きな理由になってたりするわけです。
【変われないという正当な理由を知る】
ま、「ここでどうすれば良いのか?」ということなんですが、
一番大事なのは、
まず、「人の心理というものは、変わるのを怖がるものなんだ。」
ということを知っておくのが一番大事なんです。
これは、どうしようもないことですからね。
怖がることを責めても仕方がありません。
「なぜ、ワシの目の上には眉毛なるものが生えているのか!!」
って自分を責めても仕方がないのと一緒でね。
そういうことになっているんです。
だから、怖いのはもうそれでオッケーなんですよね。
その上で、一つオススメのワークがあるとするなら、
まず、変わりたいと変われない。
この二つには、ちゃんと正当な理由があるはずなんですね。
変わりたい理由はすぐに見つかるかもしれません。
でも同じように変われない理由もあるはずなんです。
そして、そのどちらもが正当な理由なんです。
そのことを、自分で確かめてみること。
これが大事なんです。
じゃあ、具体的にどうやって自分で確かめてみるのか?
という方法については、すいません、
ちょっと長くなってきたので、明日書いてみたいと思います。
また明日、お会いしましょ〜!
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