Life is like children playing house.

非二元、ノンデュアリティ、悟りからの目覚め。

思考という武器は便利な反面、強い依存を生む

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はーい。
どうも。
おはようございます。
タクさんです。

僕ら人間の一番の武器。
それは思考能力です。

これはどんな能力なのかというと、
イメージを作ることができるということですね。

イメージを言語化することで、
仮想現実を作ることができるというわけです。

動物にも言語を使う動物はたくさんいますが、
僕ら人間が扱える言語数は他の動物とは比べ物にならなくらい多いんです。

だから、物語を作り上げることもできるし、
それを語り継ぐこともできるというわけです。

人間の最初で、最大の発明は火の発明である。
ってなことを聞いたことがありますが、
この火を扱えたのは、僕ら人類の祖先だけじゃなく、
今は滅びた他の人類も火を使っていたらしいんですが、

詳細なストーリーを作り、仮想現実を共有することができたのは、
僕らホモ属が一番優れていた。
なーんて説も存在します。

ま、そんなわけで、
おしゃべりっていうのは、僕らの最大の武器であり
最高の道具だというわけなんですねー。

 

最大の武器である思考

古代ギリシアの哲人、ソクラテスは自身の会話や考えを記録しておくことには反対していたらしいです。
なぜなら、この弁論は今、ここでしかないものであり、文字に残したものは別のものになってしまう。このことを危惧したとのことなんです。

僕らの会話。
この会話、弁論こそ思考の結晶であり、僕らの思考によるストーリー作りの最たるものですもんね。
もしかしたら、ソクラテスさんはこの思考という武器の威力をよく理解しているのとともに、この武器はしばしば暴走してしまうという扱いづらさもよく知っていたのかもしれません。
僕らが普段使う思考は、とても便利な反面、毒にもなってしまうんですよねー。

思考という武器の扱い方

僕らの思考は言葉によって完成します。
この思考と言葉を持つことが、僕ら人間を反映させた最大の武器であると同時に、
僕らは自らの思考によって苦しめられもするんです。
僕らを悩ますこと。
これは、頭の中のおしゃべりです。
このおしゃべりが暴走しだすと、僕らは混乱するわけです。
なぜなら、この頭の中のおしゃべりは、目の前には存在しないイメージを、
まるで現実であるかのようにみせてくるからなんですねー。
だから僕らも、この思考というものの扱い方にもっと意識的にならなきゃいけないのかもしれませんね。

思考とは言葉である

思考の扱い方に意識的にならなきゃっ!ってことで、あらゆる教えでは、
言葉の扱い方に注意をうながしたんだと思います。
いい言葉をつかうこと。言葉に振り回されないようにすること。
もそうですし、
日本にも言霊(ことだま)という言葉がありますからねー。

陰陽師(おんみょうじ)の呪符も基本的には言葉の力を使ったものだったらしいですので。

まさに言葉とは思考そのものであり、思考とはとてつもない武器である。
ということなんです。

思考への依存

僕らは普段、この思考に依存しすぎちゃっています。
だから、何事に対しても、
どうしたらいいのか?と思考に頼ろうとしすぎなんですよねー。
苦しみは自分が持つ武器によって、自分が傷ついていることと同様なんです。

そんな時、僕らはこの武器である思考や言葉を上手く操ろうとしちゃいます。
それはそれで、いいんですが、ちょっとやりすぎるキライがあるんです。

本屋さんいっても、どう考えればいいか?の本にあふれてますもんね。

それよりも、一度、この武器をかたわらに置いておき、
元々の自分自身に立ち返ってみること。
そっちをオススメいたします。
思考への依存が抜けていくこと。
これが目覚めなんです。
それは、思考からの目覚めなんです。

 

※非二元や悟りからの目覚めについて、ご質問にお答えしています。 

takuteto.hatenablog.com

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