ほーい。
おはようございます。
タクさんです。
まあしかし、
「私はいない」ってねぇ。
結構なパワーワードですよね。
「時間は存在しない」というのも
なかなかのパワーを持ってますけどね。
僕らは思考によってストーリーを組み立てますが、
ストーリーにとって必須なのは、私という主人公と時間というストーリーの流れです。
このストーリーの柱がないなんて言われると、
もうどうやってストーリーを組み立てれば良いのやら。
と、とほうにくれちゃいますもんね。
でも、ストーリーって本当に自分で組み立てます?
って聞かれると、あ、わし組みてててへんわ。
ってなるんですけどね。
ストーリーは真実ではない。
起こること。ここに行為者はいません。僕らは起こったことに後付けでストーリーを作り、
そのストーリーは自分が作っていて、さらには、そのストーリーの主役でもある。といった矛盾を抱えているんですよね。
そして、この主役がいいストーリーを歩むために、どうストーリーを組み立てればいいのか?と悩むんです。
なぜストーリーなのに悩むのかというと、これを真実と捉えているからなんです。
なので、いいストーリーを演出する方法は巷にたくさん溢れているんですよね。
これって、ストーリーとは思い込みなので、この思い込みをいい思い込みにしようとする試みなんです。
私は探しても見つからない
さて、
ストーリーとはすべて思考のイメージで展開されている幻想のようなものです。
僕ら人間は幻想を共有することで生きています。
それは、会社というものもそうだし、国というものもそう。
そして、社会のルールといったものもそうです。
これらはすべて、幻想のようなものですが、これを共有することで、ルールを共有することができるんです。
僕ら人類の歴史の中で最も古い共有幻想のひとつが、神という概念だと言われております。
そして、この神という概念から、宗教が生まれているんですよね。
まあそんなわけで、思考によって作られるストーリーは、概念という設定を土台に色々と展開されるわけです。
概念というのは、ストーリーを成り立たせるための舞台設定のようなものですね。
ちなみにね。
私や、時間といった概念も舞台設定のひとつです。
舞台設定は一つではなく様々な概念が組み合わされて使われます。
そのなかで、新しい設定については、確かに概念だよねって気づきやすいわけですが、
奥のほうにある設定については、なかなかそれが概念とは気づきにくくなっているんです。
例えば宗教は概念だというのは、そこそこわかりやすいかも知れません。
また、国、文化、社会。これらもまだわかりやすいと思います。
国境なんて存在しない。っていうのは、「そりゃそーだ!」ってなりますもんねぇ。
でも深くなるに従って、概念とは気づきにくくなるんですよね。
なので、国境はないというのはまあわかっても、私はないというのはわからん。
ってなりがちなんです。
概念とはルールのようなものですので、実体はありません。
国境はルールのようなもので、実際に国境はありません。
同様に私というのも実体はなく、私を私としているものはその時の都合によって、
コロコロと変わるんです。
だからとても捉えにくいんです。
また、僕らの思考は舞台設定(概念)にそって起こっています。
この思考は舞台設定を突き抜けることはできないんです。
サッカーでは手を使ってはダメというルールをサッカーのプレイ中にくつがえすことはできませんよね。ペナルティーが与えられます。
同様に、出来上がった概念にそって起こっている思考は、この概念を超えた思考ができないんです。
なので、私がないとか時間がないというのを思考で捉えることってできないんです。
私以外は全てある。
私としているもの。
それは心情であったり、感覚であったり、思いであったり、身体であったりと、
色々と変わります。
実に様々なものに私というものはくっつくわけです。
ですがそれらのすべては私ではないんですよね。
心情は心情であり、感覚は感覚であって私ではありませんし、
身体は身体であって、私ではないんです。
私はいないといわれて混乱するのは、
「ええ!だって、この身体は存在しているよ!」
「感覚も感じるし、思いも感じられるし、、、。」
私がないとは到底思えないんだけどなぁ。。。
って思うかも知れませんが、それらのすべては存在しているんです。
ただ、それらは、「私」ではないということなんですよね。
つまり、「私」以外のすべてはあるんです。
だから、私がいないからと言って、モノを考えないわけでもなけりゃ、体の感覚が感じられないということでもないんです。
※お話をすることで、きっと文章とは全然違う納得感があるかも知れませんよー。
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