Life is like children playing house.

非二元、ノンデュアリティ、悟りからの目覚め。

神との付き合い方【その2】

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ほーい。
おはようございます。
タクさんです。

昨日は、
「神との付き合い方」と題しまして、
自分が作る概念であるにもかかわらず、その概念を自分よりも上位に置いてしまう。
そんな習性(クセ)が僕らにはある。
このクセのせいで僕らは発展してきた反面、苦も生み出してきた。
といったようなお話を書きました。
もし読んでないのなら、昨日の記事から読むことをお勧めします。

というわけで、
今日はその続きで、このクセとして出て来る上位概念とどう付き合えば良いのか?
について書いてみたいと思います。

 

上位概念は、様々な指令を「私」にしてきます。

それは、
「こうあるべきだ」
「これはよろしくない」
「そんなのは恥ずかしいことだ」

といった具合にです。

そして、
この指令に従わせるために、
事あるごとに自分の足りなさを植え付けてきたりもします。
この足りなさというのは、比較によってもたらされます。

あの人はうまくいっているのに。
普通はこうなっているのに。
みんなこうしてるのに。
私だけができない。

といった具合にね。
そして、自分はこんなにも足りない。
と思い知らされるわけです。

よくねぇ。
ニュースやネット記事なんかでも、
平均年収とか、平均貯蓄額とか、
やたらと、みんなの平均はこれくらいだよー。
ってな統計データが扱われていたりしますよね。

あれって、かなりの人気コンテンツなんだと思うんです。

こういった平均を気にしているのって、地球上の生物で人間だけなんですけどね。

これもやっぱり、自分を足りないと思っているから、安心したくなったり、自分はどの位置にあるのか?を確認したくなるからなんですよねー。

まあ、
そんなわけで、上位概念は常に自分を支配しようと働きかけてきます。

これは、人の習性であり、
人が社会的な生き物である限り避けられないことでもあるのですが、
付き合い方や扱い方をを知っておくことによって、この支配をある程度逃れることができるんです。

まずは、
こいつが概念であること。単なる思い込みであり真実であるかのように装ってはいるけど、
全くもって、蜃気楼のようなものであるということ。
これを自分で確かめれば確かめるほど、概念を概念として見ることができます。

つまりは、今までは概念が真実を装っているので、強く影響を受けるわけですが、
概念をちゃんと概念として、ありのままに観ることで、その支配力のなさに気づくこと。

これに尽きるんですけどね。

ではどうやって確かめるのか?
概念をちゃんと概念として観るにはどうしたら良いのか?

ということになるんですが、
それには、まず
こういった上位概念による指令がきてるなぁ〜。という頭の中の声に気づいたら、
「付かず離れず」でいるということです。

そして、もう一つのコツとしては自覚的である事なんです。

自覚的であるとはどういうことかというと、
今、自分は何をしているのか?ということに自覚的であるということです。

「ああ、こういう思いによってツラく感じているんだな。」
といったことを、知っておくということですねー。

そしてね。
大事なのは、この思いや感情はあなた自身ではないということです。
あなた自身ではなく、そしてあなたがコントロールすべきことでもないということです。
雨が降っていたなら、屋根の下に逃れることはできますが、雨を晴れに変えることはできません。
同様に、思いに対して付かず離れずでいることはできても、思いをコントロールすることはできないんです。
できないことをしようとすると、さらなる「苦」を呼び起こします。
そうすると、とたんに「苦」の連鎖に取り込まれちゃうので、
この思いや感情は、単に、反応が起こっているにすぎず、
思いは、思い込みの類であり概念的なものであるということを知っておくんです。
そして、「ああ、今は雨が降っているのか」と天気を確かめるかのように、
「ああ、今、こういう思いが起こってるんだね」と自覚的にあれば良いんです。

そして、ぼくらは概念の中で生きているのではなく、今、ここで生きているんだということ。
このことを何度でも思い出すんです。

そうやって、
「付かず離れずにいる」
「自覚的であること」

をやっていると、みるみる上位概念の正体が見抜かれていきます。

概念が現実や真実ではなく、
ちゃんと、概念が概念として姿を表してくれるんです。

この見抜きが、概念からの目覚めなんです。

 

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