Life is like children playing house.

非二元、ノンデュアリティ、悟りからの目覚め。

イヤな自分、ダメな自分、情けない自分(続き)

f:id:takuteto:20190706185913j:plain

へいっ!
おはようぎょざいます。

さかなクンさんと同い年の
タクさんです。

さかなクンって、
子供の時から魚好きで、
学生時代にはもう魚通選手権で5連覇を果たすなど、
もう魚界ではぶいぶい言わせてはったんですねー。
いまや、内閣総理大臣賞を受賞するほどの日本を代表する魚類博士でございます。

いやーすごい!

魚が好きで、その好きを表現して生きてるって感じが良いですよねー。

まあみんな、何かしら好きなことってあると思うんですよねー。

そしてね。
それを表現して生きてると、イキイキしてくるんですよね。

で、そのイキイキを抑え込んでると、なにやら妙なストレスを感じちゃったりもするわけです。

魚が好きー!なら、もう魚好きがどばーって湧いて来るんですよね。

何を好きになろうかな?
魚かなぁ?虫かなぁ?動物かなぁ?
ってね、選ぶ余地すらなく、もうみた瞬間、コレだ!って湧いて来るんです。

それこそが、もうダイレクトな表現(イノチ)というわけですねー。

さて、昨日は、「足りない自分」「イヤな自分」が心の奥底にいたりしますよー。
そして、その自分の奥に、本来の自分が隠れてるんですよー。
みたいなことを書きました。

今日はその続きでございます。

 

「ええ、私っていうのはいないんじゃなかったの??」
なのに、なんで「足りない自分」とか「本来の自分」がいるの??
って思う方もおられるかもしれませんが、
まあこれは、
ホントのところは、単に「足りない」という思いが出てきているだけなんですよね。
それに「自分」という解釈を付け加えているだけなんです。
なので、「自分」なんてものは、説明のために掴みとられる概念でしかないわけなんです。

そして心の奥の方にある掴みとられている「自分」という概念。
こいつがねー。「イヤな自分」だったり「足りない自分」だったりするわけです。

なんで、そんなものを心の奥に隠してるのん?
といいますとね。

これはいわば、思考の仕組み上、どうしても起きてしまいがちな、宿命的なものだったりするからなんです。

宿命とか言っちゃうと、なんか占いっぽいですが、そういうニュアンスじゃなくて、
構造上どうしても仕方がないといったニュアンスです。

というのも、思考が何かを掴み取るのに、なにかしらの条件によって分離をさせて掴みとります。
これを僕らは子供の頃から訓練するわけです。

そして、これは良いこと。これは悪いこと。
と学習していくんです。

分離の条件を受け入れる条件として、常に中心点に自分という概念を置く必要もありますので、良いこと、悪いことを自分に関連させて学習していくんです。

良いことは、その場で消化されて終わりですが、悪いことは課題として自分の中に残るんです。

また思考は、わからないことについてはなんとか辻褄を合わせようと働くわけなんですけど、
これがねー。
なんていうか、錯覚をこじらせるといいますかねぇ。

課題として残った悪い自分と関連付けをしたりするわけですよ。
元々関係がないのにね。

「あ、僕が悪い子だからこんなことが起こったんだ」
「僕が良い子にしてないから、いけなかったんだ」

みたいにねー。
架空のストーリーを作り上げちゃうわけなんです。

また、元々ある必要なものにかんしても、「悪」とみなしたりします。
例えば、怖いという感覚。

この怖いという感覚は、全ての動物が持っている本能なので、なんら悪いものじゃないんですが、これと自分とを関連付けさせて、「怖がりでダメな自分」という観念を作ったりもします。

そして、この怖がりを隠すために、虚勢で覆ったりするわけです。

虚勢を張っていると、強い自分を演じることになりますのでねー。
演じているうちに、それが自分だということになっていき、
うまく怖がりが隠れるわけです。

そして、怖がりな自分が忘れ去られているうちは、それで良いわけですが、
不意に怖がりな自分が顔をのぞかせた時、今までそれを隠すために積み上げてきた、
強いはずな自分が一気に吹き飛ぶことになるんです。

また、今まで、なんとか怖さを隠し通してうまくいっていたので、
これが妙な成功体験となり、このテクニックを手放すのにも躊躇してしまうんです。
そして、どうしたらもっとうまく隠せるのか?とテクニックをより発展させる方法を模索し続けてしまうんですよねー。

もちろんこれは一例ですので、ホントはもっともっと複雑に絡まってたりします。
隠すために作った自分すらも更に隠さなきゃいけないものになったりしていますのでね〜。

というわけで、長くなってきたので、これまた続きます。

 

※タクさんセッション受付中!

takuteto.hatenablog.com