Life is like children playing house.

非二元、ノンデュアリティ、悟りからの目覚め。

輪廻転生の勝手解釈

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ほーい。
おはようございます。
タクさんです。

輪廻転生。
この言葉の通説としては、
「死んであの世に還った霊魂(魂)が、この世に何度も生まれ変わってくること」
ということになっています。

ま、この説はいいとして、今日は僕なりの全然違う解釈として、
輪廻転生を書いてみたいと思います。

これを見ている皆さんは、多分、死んだことはないと思うんです。
一度死んだことがある。と言う方もおられるかもしれませんが、生きているのなら、死んでませんもんねぇ。
死ではないけど、作られた死の定義(心臓が止まる等)を経験したことがあるという方ならおられるかもしれませんけどねー。

心臓が止まるのと、死とは関係ありません。また動き出すことは結構ありますのでね。

でもって、生まれたことがあると言う人も実はいないと思うんです。
お母さんの胎内から出てきたということは、皆さん経験していると思うんですが、
それは生まれたと言うことではなく、住む場所を変えただけでして、
体内に出てくる前だって、生きていたわけですからねぇ。

 

あ、別に屁理屈を言いたいわけじゃないんです。

僕らは、何もないところから、ぽんっ!って生まれてきたと言うことはないよね?
ということなんです。

だれも、何もないところから生まれてきたわけではなく、ずーっと変化をしながら今も生きているわけです。

そして、2歳くらいの時から自我という機能が発展してきて、本来の生を生きるのと同時に、別の世界観、自我を通した世界を生き始めたんです。

自我を通した世界というのは、「私」という概念を中心とする、心のイメージの世界なんですよねー。
僕らはこの心のイメージの世界を他の人と共有することによって、より現実感をかんじながら、さらに新たな世界を構築しているというわけです。

ここは、日本という国だと言うことにしておこうねー。
みんなこの決まりごとを守るようにしようねー。
といった具合にねー。

ま、そういうわけで、僕らは何もないところから生まれたわけではありません。
また、僕らは個人として存在したことすらないんです。

僕らの体を今の形に形作っているのは、気圧が体をぎゅっと押し付けているから、この形を保たれているのであって、気圧がなくなると、膨張して破裂してしまいます。

また、今の気温だから、血液や体液は液体として機能していますし、
太陽の光によって、気温が保たれるだけではなく、
様々な生物はその光を栄養に変換し、
酸素は体を循環したあと、二酸化炭素となり吐き出され、その二酸化炭素は植物によって酸素に変えられるんです。

雨は川となり、海に流れたあと、水蒸気となり空に登り、そしてまた雨となって降り注ぐ。
ありとあらゆるものが、そうやって姿形を変えているこの循環と同様に、僕らもまたその循環の一部であって、個別で存在できるはずもなく、したことなんて一度もないんです。

そんな全体性の中、個別性の夢を見ている。というのが僕らの実相なんですよねー。

全てのものは、生まれたこともなければ死んだこともなく、その姿を転じながらイノチを表現し続けている。

これもまた、輪廻転生と言えるんじゃないのかな?
なーんて思います。

では、解脱ってなんだろう?
ってなるわけですが、

「ああ、全ては全体性なんだ」ということに気づくと、
もともと、個別のものなんてないことが明らかになります。

すると私と言う個別のモノが
姿を転じながらぐるぐると輪廻転生しているわけではなく、
全体だけが残るということになりますのでねー。

誰かが解脱するわけじゃなく、もともと全体だったということ。
そして、その全体の中で個別だという夢を見ていたということが明らかになるというわけです。
するともう、輪廻転生というものもありません。
だって、これは個別の夢がないと機能しませんからねー。

その夢からの目覚め。

それが輪廻転生という夢からの解脱でもあるということなんです。

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