明けない夜はない
止まない雨はない
ってねー。
こういう言葉は、もしかしたら聞き飽きてるかもしれませんし、
そして、もしかしたら、福音のように響くかもしれませんね。
全ては常に変化し続けます。
固定化されたものはない。
これが全ての真実ですからねー。
僕らは、一切固定化されないこの世界で、
何かを固定化して捉えることで、その変化に一喜一憂するわけです。
でね。
もちろん、朝はスッキリ！
晴れはウキウキとするもんですけどねー。
「明けない夜はない」
「止まない雨はない」
この言葉はもちろん比喩であるわけですが、
夜にも雨にもそもそも、ネガテイブ要素はないわけです。
あらゆることには、ポジティブ要素とネガティブ要素があるように見えるんですけどね。
これ、ウソなんですよ。
幻想のようなものなんです。
実際には、ポジもネガも無いんですよねー。
このブログではしつこいくらいに、
何はともあれ、まずは自分を愛でてあげましょう。
ってねー。
ゆーてるわけですが、
「私、こんなにダメだけど、それでも良いよねー」
って慰める感じですか？
っていう質問をよくいただいたりするわけですが、
まあ、良いもダメもないですから、それで良いってことにはなるんですが、
自分を愛でるのに、自分を慰めるのに、条件は必要ないんです。
自分に対して罪悪感や苦痛を感じてたりする場合って、
実際には無い条件を作ってその条件の海に飛び込んでるって感じなんですよね。
相変わらずの例え下手で申し訳ないのですが、
自身で信じたルールのゲームの世界に飛び込むって感じです。
このルールは自身が知らず知らずのうちに作ってるパターンもあれば、
誰かに聞いたこと、教わったことだったりもします。
よくね。
「試練は自分で克服するために自分で決めて生まれてきている。」
的な言葉もあったりしますが、これもある種その通りで、
まあ、あの世があるとか無いとかそういう話じゃ無いんですが、
自分が今、信じている大前提となっている条件。
その条件に沿ってストーリーが作り上げられ、その中で自分というキャラクターを判断しているというわけです。
「社会人として、ちゃんと就職し、収入は幾らくらい貰うべきである。」
みたいな大前提のルールの世界に飛び込んでるのだとしたら、
そこで、自分の収入の少なさに悩んだりするわけです。
「社会人として、こういう能力が必要である」
という大前提のルールの世界に飛び込んでいる間だけ、
発達障害やウツが病気と認定されるわけです。
病気でも無いものを病気としているのは、採用しているルールがそうしているだけなんです。
でね。
その条件の海に飛び込んだまま、その条件の中の自分。
はたまた、信じたルールのゲームの中の自分。
これらを条件やルール内で判断されてる自分を愛でてあげようとしても、
なんていうか、単なるごまかしのようになっちゃったりするんですよねー。
ここで言っている自分を愛でるっていうのは、本来を見るための準備運動のようなものなんです。
自分を慰めるっていうのとはちょっと違うんですよね。
「なんじゃい！わしが信じたルールの中で、信じた設定の中で、自分を苦しめてただけやったんかいっ！」
ってね。
気づいちゃうと、自分を愛でる必要も無くなっちゃいますし、
すでに自分は完全に許されていたことも知るわけなんですが、
中々そうもいかない。
という場合にはね。
まずは、あらゆる条件付けは、本当にリアルにあるように感じたりするかもしれませんが、
それを今だけで良いので、横に置いておいて、
「ワシは良くやってるわ。ホントよく頑張ってるわぁ」
ってね。その事実を認めてあげるんです。
条件の海に飛び込んでるあなたは、とても勇気があるんです。
つまづいちゃうような条件にあえて飛び込んでるあなたは勇者なんです。
僕なんか、体育の跳び箱の時間の時なんて、
低ーい段の跳び箱しか選ばなかったですもん。
高い跳び箱を選んじゃうなんて、
それだけあなたはエライんです。
そして、あなたが持つ罪悪感や自分へのダメ出しは、
ホントのことじゃ無いんです。
まあ、そういうわけでね。
自分を愛でるが上手くいかないと感じる時は、
抱え込んだ条件という荷物を一旦横に置いておいて、
そこに残る感情、その感情からくる身体のしこりや重たさ。
そこに向けて、真実の言葉をかけてあげるんです。
「ワシは良くやってるわ。ホントよく頑張ってるわぁ」
ってねー。
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