Life is like children playing house.

非二元、ノンデュアリティ、悟りからの目覚め。

「みる」ということ

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そのまんまの姿をただ見て見たら良いんです。
なんてよく書いてますが、
まあ、この表現もよくわかりにくいですよね。

「言われなくても見とるわ!
いつも通り、普通の景色が広がってるがな!
それがどうしたっていうんやー!」

って思いますもんねぇ。

どうも「見る」っていうのがよくわからん。

って方もおられるかもしれません。

今日はこの「見る」について書いてみようかなって思います。

 

まあ、普段だってフツーに見てますしねぇ。
目に映った時点でね。

「それとも、目で見るっていうよりは感覚を観察してみるっていう意味の見るなの???」
「観るってこと???」

「それだって、言われなくてもそうしてますし、それで普段だって楽しいこともありゃ、不安なことだって起こってるわけですし、、、。」

「それがどうしたっていうの???」
「別に何も感じないんですけど?」
って思いますよねぇ。

はたまた、思考を見る!とか言われても、
見るまでもなく見てますしね。

ここで言ってる見るっていうのは、
単に見て見る。
そのまんまにしておく。

って言うことなんです。

この「単に見る。」
っていうのはどういうことかって言いますと、
思考でも、その辺の景色でも、感覚それを見たときに起こる判断。

そして、判断から起こってくるストーリー。

そこに伴ってくる自分という感覚。

この辺をちゃんと見てみるっていう事なんです。

ちゃんとというのは、
判断は判断として見てあげる。
判断から起こるストーリーは、ストーリーとして見てあげる。

ってことですね。

映画を映画としてみる。
夢を夢としてみる。

っていうのと同じような感じです。

おしん役の女優さんが、海外に行ったときに、
「大変だったねぇ~。」「エライねぇ~。」って
女優さんをおしん本人だと思って話しかけられた。

みたいなエピソードを聞いたことがあるんですが、
それは、ドラマを現実と混同してるってことになりますよね。

するとちょっとした混乱が起こるわけです。

それと同様に、ストーリーを現実としてみたり、
起こる判断と、自分という概念を一緒くたにしたりすることで
混乱が起こるんですよねん。

ちゃんと、起こってる判断は判断として、
そして判断に伴って湧き上がるストーリーはストーリーとして見てあげるんです。

僕らって何かを感じたり、何かを見た時って瞬間的にそれを判断しストーリーを仕立て上げちゃうんですよね。

それをパッケージとして見ちゃうので、判断とストーリーと自分。
これらを現実として捉えちゃうんです。

これは映画を現実としてみるのと同じようなものなので、混乱しちゃうわけです。

丹念に見てみると、起こってることも現実だと思ってるものも、
全部景色だってことを発見するんですよね。

じゃあ、実際の現実ってどこにあるんだ?
って思うかもしれません。

僕らは掴んだものを現実として扱い、そこに依存しちゃうっていうクセをどうも持っているようなんです。

だから何でも掴んでおこうとするわけですね。

このこだわりのクセを見つけたときに、発見できることがあるんです。

それは、
「あ、これって単なるクセやったんやー」
ということなんですよねー。

このクセがあるから、真理を見ようとしますし、掴もうとするんですよねん。

でもそうじゃなくて、むしろ逆だったんですよねぇー。
掴んだものを見て、その中にはいっちゃうから、その狭い範囲に閉じこもっちゃってたんです。

見ることや掴むことをしなければ、そこに全部あるんです。
もちろん何かを掴んでても、それも含めて全部なんですけどねー。

見てたもの、掴んでたものはほんの一部分だったわけなんです。
その一部分の中に真理を求めなくても良かったんですよねん♪

ちょっと表現が分かりにくいかもしれませんが、
水の中で、水を捕まえようとして、手の中に入った水を確かめようとしてるっていう感じなんです。

いやいや、掴まんでもええやん♪を知ると、手の中にある水も全てである水も全く同じ水なんだと知ることになります。
そこに境界線もありません。

掴んでる間だけ、掴んだものにネーミングをつけて、ストーリーを展開させてただけだったんです。

見ているものは全て限定されたモノであり、焦点を当てることをやめると、ここに全てが在ることを知り、さらに、この全ては限定されていたものと分離されておらず全く同じものだったと知るんです。

言葉にするとめっちゃややこしいんですけどねー。

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