解放が起こる。
解放される。
これね。
憧れちゃうじゃないですか。
こんな不自由な感覚から解放されたら、どんなに幸せなんやろう？
それが起こるにはどうすりゃ良いんやろう？
ってねー。
憧れちゃいますよね。
だから、解放についての探求も起こったりするわけなんですが、
実はこれ、
自分が何かしらの鎖から解放されるってことじゃないんですよね。
えーーーー。うっそーん！
そのために色々と探求してるんですけどー。
ちょっと約束が違うんとちゃいますのーん？
って思ったりする方もおられるかもしれませんねぇ。
だいたい良く言われてたり行われてたりするのは、
自分の心のブロックだったり、
思考だったり、
カルマちゃんと言われるものだったり、
自我だったり、
そういったもんを解放していくと、自由な自分になれる。
みたいなことだったりすると思うんですけどね。
だから、完全な解放を目指してあらゆることに精を出してるんや！っちゅうことですもんねぇ。
そういうことが起こってるのならそれはそれで良いんですが、
僕がゆーてる解放ってそういった解放とはちょっと違いましてね。
ありとあらゆる世界に対してね。
自分が、その世界から解放されるってことじゃなくて、
ありとあらゆる世界。
その世界の方を自分から解放してあげる。
って感じなんです。
世界を「ありのまま」にしてあげるっていうことですね。
だから自分が何者かになるってことじゃないんですよねん。
自分色に染めちゃってる世界を、自分色を置いておいて、ありのままにしてみてあげるわけです。
つまり、カラスの鳴き声をカラスの鳴き声から解放してあげるんです。
たんなる音として在らせてあげるんです。
そして、あ、これはカラスの音や！っていうアイデアが単に出て来てるだけなんやねー。っていうことを見てあげる。
って感じなんですよねん。
自分が何者かにならなきゃならないというのは、ありのままの今じゃないどこかを目指してるってことになっちゃいますが、
単に今、そういう思いが起こってるだけなのね。
かわいいねぇー。
って在らせてあげるんですね。
在らせてあげるってどんな感じかと言いますとね。
いろんな「こうであれなきゃならない！」って思いが湧いて来ると思うんですけど、
それはそれで湧いてきたとして、単に湧いてきたんやねーって置いておくんです。
ま、ちょっと「それ」とかとは関係ない余談になりますけど、
どうにも置いておけない〜ってなときは、ちょっと試してほしいテクニックでもある秘密のマントラを教えてあげちゃいます。
それはね。
「ああ、このままじゃだめだ！」
とか
「これをなんとかしておかないといけない！」
とか
「あー失敗したー」
ってなありとあらゆる思いが起こってきた時にね。
それはそうと、「僕プーさん！ハチミツ大好き〜♪」
って唱えてみるんです。
プーさんっぽいこもった声でね。
わしゃアホですかってちょっと笑えたら、あとは言葉は置いておいて、
ちょっとリラックスしてから淡々と起こることに任せてみるんです。
コツとしてはどんだけ自分がアホになれるか？にかかってます。
アホであればあるほど、そのまんまへの扉が開けて来るんです。
プーさんはもちろん演じた役柄ですが、
今まで自分だとしていた観念も同じように、演じてる役柄なんですよねん。
役柄が離れた時のファって中でリラックスしてみればいいと思います。
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