Life is like children playing house.

非二元、ノンデュアリティ、悟りからの目覚め。

何からの目覚め?何からの解放?何に対しての悟り?

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目覚めとか、解放とか悟りとか、
色々と言われておりますけど、

何からの目覚めなのか?
何からの解放なのか?
何に対しての悟りなのか?

って言いますと、
それは単に分離の概念からの解放な訳なんですけどね。

そこに何か特別な至福があるというわけじゃなく、
単に分離の観念が「苦」を生じさせておっただけでございます。

 

そうそう、いきなり話が変わりますけど、
僕、結構、好き嫌いなくなんでも食べれるんですけどね。

子供の頃、それがどうにも卑しいといいますか、
ちょっとカッコ悪いなぁ。
なんか、なんでも好きに食べれるって貧乏人みたいやん!

みたいに思ってたことがあって、

ほら、
みんなで机をくっつけて昼食とか食べてるやないですか。
そんな時に友達の一人が、
「おれ、シイタケキライやねん」
って言ったんですよ。

その時にね。
僕はシイタケなんて好きでも嫌いでもなかったわけですが、
普通に食べれるのが、ちょっとカッコ悪いと思っちゃってね

「お、オレも嫌いやわぁ」
「こんなんマズイもんなぁー。」

ゆーて、カッコつけてた(?)わけなんです。

すると不思議な事にそのうちホントに苦手になって来ましてね。
最近になってやっと普通に食べられるようになりました。

なんやねん?
この思い出話?

ってことなんですけど、
要するにそういう事なんですよ。

は?
どういう事やねん。って思わはるもしれませんけど、
つまりですね。
シイタケが嫌いっていうね。
とある考え。つまり思考ですね。
この思考にね、真実というスパイスをかけてあげる。

すると、一つの観念が登場するわけです。

よく僕はこのブログなんかでも、
観念のウソさとか書いてますけど、

実際のところは、本当も嘘も無いんですよね。
単に在るだけです。

そこにね。
これは真実ですよ!といったイメージ上のスパイスを振りかけとるんですね。

すると、なにやら本当のことのように感じられるわけです。

ありとあらゆるイメージに真実スパイスを振りかけられたものだけが、
なにやら本当の現実のように感じられているわけです。

で、ウソさというのは、このスパイスの真実性に対してのウソさなんですよね。

なんでこんな話をしているのかと言いますと、

「すべては幻想である。」

みたいな表現があるじゃないですか?
すると、起こってる思考や感情もウソであって、
目の前に走っている車もウソで、
夢も現実も、空気も水も全部ウソで、、、、?
あれ?よくわからん?

って妙にハマっちゃったりしませんか?

全ては幻想であるって言ってたくせに、
あらゆることは起こりますよ。
好きも、嫌いもね!キラン♪
とか言っちゃったりもしますし。

どないやねーん!
ってなったりしますよねぇ?

見抜かれるのは、真実スパイスの正体だけなんですよ。
真実味?が深刻さを生み出しとるわけですけど、
それが無いだけの話なんです。
無いというか、勝手なイメージですやん。
って話なんです。

あらゆる思考を掴み取り、それに真実スパイスを振りかけて深刻にしとるわけですね。

思考が一切消えるわけじゃありません。
思考に振りかけられた真実スパイスがウソやったんやん!って見抜かれるだけです。

イメージ上の真実味がなくなるだけで、この真実味は後から実体のないイメージ上だけで吹かされたものにすぎませんので、何かがなくなるわけじゃありません。

私という真実味のウソさは見抜かれますけど、私としていた何かがなくなるわけじゃありません。
身体も朽ちるまでは起こっとると思います。
身体があるんじゃなくて、身体とされている何かが起こっとるんですよね。

悟りとか解放とか目覚めとか言われてたりしますけど、
なにが悟られるんや?と言いますと、振りかけられた真実スパイスのウソさが悟られるだけです。
真実スパイスのまやかしからの目覚めであり、解放な訳です。

至福が訪れるというわけでもなく、至福じゃないとしていた観念が見抜かれるだけなんです。

真実スパイスをことごとく取り除こう!という話でもありません。
それだと、味気なくなりますからね。

こういう話は人のやる気を削ぐ話だとか、人生を放棄させる話だ!
といったような誤解をしとる人もおったりするわけですが、
それは的外れな解釈です。

同じく、カルマや思考、執着を全て取り除くのじゃー!
ってなるのも的外れな解釈ですね。

単に、
お!スパイスが効いとるなぁ!って楽しく味わえばええだけなんです。

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