Life is like children playing house.

非二元、ノンデュアリティ、悟りからの目覚め。

一切皆苦

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お釈迦さんは、この世のものは「一切皆苦(いっさいかいく)」やと表現されたらしいですが、
この苦っていうのは、全ては思い通りにはならないということなんですね。

思い通りにならないのは苦しいって事なんです。
この世の全ては思い通りにはならないので、一切皆苦やというわけなんですね。

むかし、この言葉を聞くと、なんだか暗い気分になったりしたんですよね。
だって、全てが苦しかないなんてイヤやないですか。
それやったら、なんのために生きてるのか?
って思いますし、やっぱり楽が好きですしね。

なので、お釈迦さんってのは、ちょっと暗い人なんとちゃうやろか?
なんて思ってたりもしました。
悲観主義者やねー。
みたいな感じでね。

でも、ここいで言われているこの世のものってのは、
頭の中で作り出される物語の現実について言われてたことだったんですね。

自然な、そのまんまの現実の方では、苦は存在してません。
苦っていうのは、何かをしようとして、それが思い通りにならないときに起こるものであって、
それは、最初は存在してないんですね。

「一切皆苦」っていうのも、そのことを言ってたんですねー。

でも、人のさがとしましては、どうにか少しくらいは
思い通りにしようとするわけでございましてね。

全てとは言わないまでも、このあたりまでは思い通りにできるようになりたい!
そして、その範囲を少しずつでも広げていきたい!

みたいに思っちゃったりするんですよねー。

でも、やっぱり思い通りにいかんこともたくさんあって、
もしかしたら、お釈迦さんのように悟ることができるのなら、
この煩わしさから解放されるのではあるまいか?

って思ったりしてねー。

これって、誰かが思ってるわけじゃなくて、
自我ちゃんの生存本能がそういう風に起こってるだけなんですけどね。

どうしても、その自我ちゃんが、自分だという認識があると、
それにペタッと張り付いちゃってるように感じたりするんですよねー。

ほんとのところは、自我ちゃんなんてのもなくて、
ただ、生存本能が起こってるだけなんですよね。

そして、起こることに対して、後付けで、思考が湧いてくるわけですので、
どうやっても思考の方で起こることを思い通りにしようとしても出来ないんですよね。

たまたま、思い通りになったぜ!ってなこともあったりするわけですけど、
それも後付けでそう思ってるだけですのでねー。

だから思い通りにならないのは当たり前であって、
思い通りにしようとするエネルギーに乗っかるとシンドイんですよね。

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