ほら、当たり前のことなんですけど、
今、目の前に在るモノ。
それしかないじゃないですか。
それ以外のものなんて有りようがないじゃないですか。
そりゃ、想像することはなんぼでもできますよ。
でも、それって想像に過ぎないんですよね。
今ある「それ」。
「それ」しかないんですよ。
この今ある「それ」をね、
音とか通り過ぎる風とか、誰かが話す会話とか、
通り過ぎる人とかね。
そういう風にね、
解釈を加えたとたんに、その今あるそれは
今を失い、解釈の中の作り話に囚われてしまうんですよね。
そういった解釈を加えた途端
一瞬を掴み取ることになってしまうんです。
その一瞬はすぐに失われ、過去と言うただの説明でしかなくなります。
解釈された何かってのは、
ストーリーにすぎないんですよね。
なーんもないってこのブログでも書いてると思うんですけど、
このなーんもなさってのは、解釈のなさなんですね。
とはいっても、
言葉ではうまく説明できませんけど、
存在・生命感。
みたいなもん?
そーゆーのは有るじゃないですか。
光を見たらまぶしく感じますし、
そういった感じはあるじゃないですか。
それって、存在・生命感とかいう言葉をこえたものとして
あるわけなんですよ。
「それ」だけがあるわけです。