おはようございます。
タクさんでございます。
僕らって、あらゆる物事に理由を求めてしまいます。
これって、原因があるから結果があるという強固な信念があるからなんですよね。
だから、結果を得るためには、原因を探りそれを身につけようとするわけです。
そして、その原因、理由付けを間違うと、間違った結果がやってくると思っているわけです。
なぜ間違った結果がやってくると思うのか?と言いますと、
そこには相対性という世界観があるからなんです。
相対性とは、あらゆるものには、表とか裏とか、正しいとか間違いとか、
そういった二面性が存在するという考え方です。
この考え方がもう信念として染み込んでいるんです。
とーってもリアルにそう思えるんですよね。
でも、本当のところは、そういった相対性は存在しないんです。
存在しえないんですよね。
全ては相対的ではなく、絶対的なんです。
それが絶対性です。
絶対性ってなあに?と申しますとですね。
選択の余地なく、それしかない。
みたいなことです。
表と裏とか、正しいとか間違いとか、原因と結果とか、
そんなもんは存在しないということです。
んなアホなことあるかい!って思いますよね。
絶対性しかない。とか言われると、普通はそう思います。
だって、今このコップを手から離したら、落ちて割れるじゃん!
そして、手から離さなければ、落ちないし割れないわけでしょ?
だったら、原因と結果もあるし、
コップが割れるという失敗、いわゆる間違いと、
割れないという正解もあるじゃないですか!
って、思います。
そりゃそーですよね。
そう思えるのも当然です。
でも、それって、やはり
想像でしかないんですよね。
頭の中で作り上げた物語です。
実際に起こっていることとしては、手に持ってるコップ。
それだけなんです。
絶対的に、そのことしか起きてません。
そして、手を離してコップが割れたなら、割れたコップというそのことしか
起きていないわけです。絶対的にね。
割れていないコップはそこにはありません。
そして、起こったことに対して、頭の中でいろいろと原因や結果を探るのは、
物語でしかなく、その物語は実際のことではないんです。
思考とは、物事を相対的に、そして原因と結果という法則を元に考える癖があるんです。
なので思考は全て物語にしかならないんです。
そしてその思考を取り除くと絶対性が残ることになるんです。
それが、
それしか無い。
という事で、
起こってることが起こってるだけ。
という事なんです。
絶対的な不変な何かの上で、相対的な考えが起こっては消え、
感情や感覚が起こっては消え、あらゆることが起こっては消えていっているんです。