あなたの奥にある存在の芽を見つけてみましょう。
存在の芽とは、あなたの中にある
より良くしたいという思いの元のようなものです。
それがあなたの原初の志を形成します。
ここで言っている芽とは、人生の目標とか、座右の銘といったものとは違います。
もっとあなたの原点にあるもの。そしてひと時も離れたことの無いものです。
気をつけたり、思い出したりするものでもありません。
それは、作られたものです。
そういうものではなく、
もともとの原点にあるものです。
いつか手に入れたいと思うものではなく、今、あなたの奥にあるものです。
そしてそれは、小さな子供のころから持っていたものです。
何かを行為するようなものでもありません。
ただ、そこにある在り方です。
この芽があなたを決定づけています。
素直さが必要です。言い訳は必要ありません。
誰かに言う必要もなく、誰かに言い訳をする必要もありません。
あなたの中であなた自身が、100%の素直さをもって、100%の覚悟をもって、
自分の中を探せば、今、あなたの前にその芽が表れてくるはずです。
あなたのその芽があなたの人生を運んできました。
それが、「やさしくありたい」のようなものだったなら、
あなたはもしかして、あなたの中の最も大事なその芽を守るために
その「やさしさ」が傷つかないようにするために、自分の奥底にしまい込み、
自分にも人にも厳しくあったかもしれません。
また、そうして、芽をしまい込み、守ってきたがゆえに
罪悪感を抱えているかもしれません。
あらゆる芽もその元には「愛」があります。
今、その奥の芽を解放する決心をすれば、
あなたの「愛」のゆがみに気がつくことができます。
素直に「やさしくありたい」だけだったんだ。と認められます。
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それは、揺るがないものですし、環境によって変わるものでもありません。
生活を安定させるものでもないですし、
何かの手段でもなければ、誰かが得をするようなものでもありません。
それは言葉に表現できないかも知れません。
ムリに言葉にしようとしないでください。
すぐに答えを求めようとせず、
注意深く、
これ以上ないくらい素直に、
あなたの奥を観てみてください。